2005年11月07日

泥舟平成電電

10月3日平成電電が民事再生法、適用申請。負債1200億円。とても平静ではいられない。
書こうと思っていて、書けていなかったので古いかもしれないが、晒す。
平成電電への出資金総額は490億円、返還困難に

破たんした通信ベンチャー「平成電電」(東京都渋谷区)=民事再生法の
適用申請中=を巡り、同社の事業に出資していた一般投資家への配当金
支払いが停止されたことが分かった。元本の返還も、契約期間(5〜6年)
終了時に出資金が残っていた場合に限られており、約1万9000人の出資者
が犠牲になる可能性が出てきた。会社側によると出資金総額は約490億円。
出資金募集は破たん直前まで行われており、投資家からは「知っていながら
募集したのではないか」と不信の声が高まっている。

 ファンドを募集したのは、平成電電とは資本関係がないとされる「平成電電
システム」と「平成電電設備」(いずれも千代田区)。「予定基準配当年8%」
(後に10%に変更)と新聞や雑誌の広告でPRし、1口100万円で03年9月
〜05年9月、21回に分けて資金を集め、今年9月までは配当していた。
(中略)
 ところが、平成電電破たん後の8日、2社は全国の投資家に「ご報告」と
題する書面を郵送。平成電電がリース料を支払わず、今後も支払い停止
が予想されることなどから「苦渋の決断だが、11日以降、配当金の支払い
を見合わせて頂く」と通知した。さらに、契約書に「元本を保証しない」との
規定があることを指摘し「説明義務違反は一切ない。(平成電電の破たん
は)中途解約の理由にはならない」などと、出資金の即時返還要求に
応じない方針を示した。
 平成電電は96年に通信事業に参入。03年7月からNTT東西の交換機
を介さない格安の固定電話サービス「CHOKKA(チョッカ)」を展開した。
しかし、契約が採算ラインの100万回線を大きく割り込む約15万回線に
とどまり、3日、経営破たんした。


武悪堂のところにも8月下旬から末にかけて、「NTTの回線権利を買い取ります」と甘言を講じて勧誘を図ってきていた。
仕事が忙しかったため、あまり相手に出来なかったのだけど、一度話を聞いてみて別に悪い話じゃないな。と思って、価格.comや2ちゃんなど見ても、致命的なカキコもなかったんで、8割がた変えてみようという決心をしていた。ネットとごっちゃにならないかとか色々調べているうちに時間が過ぎていって、9月末日

平成電電契約?社員「今日がキャンペーン最終日です電話申し込みだけでも間に合います(キャンペーン当初はキャンペーン期間中に回線が惹かれないといけないといっていた)」

武悪堂「只今忙しいんです、急いでやるもんでもないんでお引取り下さい」(キャンペーンなんかどうせいつでもやるだろうと)

この平成電電アポインターの舌の根も乾かない10月3日平成電電、民事再生法の申請、事実上倒産。

ふぅっあせあせ(飛び散る汗)、危うく回線難民になるところだったよwしかし、サービス自体がすぐなくなるわけではないし、いずれ、この部門を持っていないライブドアとか楽天とかが買収するんだろうから、それ自体はそんなに問題じゃあない。

問題なのは平成電電匿名組合と呼ばれるファンドの存在。

年利8〜10%と称して1万9000人から490億円をかき集めた。株式を未だ上場できていないので、こういった資金集め自体は別にアリなのかもしれない。
しかし、この出資金募集を破たん直前まで、新聞広告などを使って募集していた。

計画倒産、詐欺という声も上がってきているね。IT企業の裏舞台がいかに脆く虚ろなものかを生々しく物語っている。

表から見ると派手な商売をしているが、実情は火の車なんて事を昔からよく言われたことだけど、昔の人の言うことは良く聞いておくもんだね。

派手なTVCFをガンガンやっている赤いケータイ会社や近未来何とかとかいう会社は大丈夫なのか?

にしても、日本人はとにかく投資に対して知識というか哲学というかスタンスというものが全くといっていいほどない。中年以上の人が証券会社の推奨銘柄を言うなりに買ったりしている話なんか未だにざらに聞くね。
だから酒屋の組合なんかが虎の子の年金を外資にカモられることになる。
何回かでも株の売買をやってみれば、元本保証で年利10%とか20%とかが、いかにおかしいかが分かるはず(絶対にないとは言わないが全部持ってかれても文句を言うな)
この国は中学校くらいから投資に関する授業をするべきだね。

投資家も目を覚ましやっと動き始めた。
「平成電電」出資者が経営状況の検査許可を申請
 平成電電(東京都渋谷区、民事再生手続き中)に設備を貸し出す事業を巡り、出資者54人が9日、平成電電システム、平成電電設備(いずれも千代田区)の経営状況などの検査を許可するよう、東京地裁に申請した。

平成電電の小会社ドリームテクノロジー、村上ファンドに買収。株価暴騰
ドリテク、村上Fに総額150億円の第三者割当、CB発行

ドリームテクノロジーズ<4840>は、31日、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行と第三者割当増資を行う、と発表した。社債の総額は100億円、第三者割当増資は50億円で、村上ファンドなどに割り当てる。
同社では、「平成電電の民事再生法の適用申請以来、当社の株価は大きく下落したが、村上氏サイドでは、現在の株価は当社の本来の価値から大きく下がりすぎている、と考えたのかもしれない」とコメントしている。
なお、手取り資金の使途は、平成電電コミュニケーションズの運転資金に充当するほか、平成電電の事業再生スポンサーとなった場合には当該事業再生に充当する予定。

このカネはどこに行くんだろ?


特命係長、どうにかしてぇー 

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posted by 武悪堂 at 11:21 | Comment(7) | TrackBack(3) | 日記
この記事へのコメント
>>特命係長、どうにかしてぇー 

その悩みCHOKKAにお任せください(笑)

8月まで平成電電ADSL使用者worldwalkerさん
「サイテーの会社でした。客を客と思っていないことがいちばんの問題点」
Posted by worldwalker at 2005年11月11日 04:30
ブログ訪問ありがとうございます。
ほんと平成(平静)ではいられないですね。
ただこの手の商法は、今までもあったし、これからもなくならないでしょう!全ては、投資する人が、自分で見極める必要があるようですね。
Posted by ifajapan_links at 2005年11月11日 15:53
tbあたーっす。キャンペーンの当初でも買い取りにあたって相当請求しないと金くれなかったらしいですよ。最後のほうは変えるだけかえさせて買い取り費用はだしてくれませんからね。ほんと金融の知識が薄いですね。リスク考えずに大丈夫だろと投資する気持ちがわかりませんね。投資するのはいいことですけど自分でおしりふける範囲で十分勉強してやらないとしゃーないです
Posted by ドカベン at 2005年11月11日 23:46
TBありがとうございます!!

自分は新聞広告見てちょっと魅かれてしまったクチなので、平成電電がらみのニュースは気になる所
でも、ニュースで起こっている投資家が広告を持ち出して「どうみたって平成電電の広告だと思うだろ!!」って怒ってましたが、ファンドの説明に「〜システム・設備が設備投資してリース料を分配」って書いてあったんですけどね(^_^;)

「私は無知です!!」って宣言してしまえる凄さに乾杯!!

これからも頑張って下さい
Posted by freelance at 2005年11月12日 00:56
無知と詐欺は紙一重。立件できるかは難しいですね。まあ、計画的にやっていた証拠をつかむために内部情報をリークしてくれる人が出てくれると嬉しいですね。
Posted by カッツ at 2005年11月12日 12:20
出資者の一人。
加入権の代金は今年の8月に振り込まれた。
加入電話も現在問題なく使用している。
再生することがなによりだか、条件の話し合いの場を持つしかない。




Posted by 上田光男 at 2005年11月21日 21:28
皆様コメント有り難うございます。
>>上田光男様
お見舞い申し上げます
回線が安定している事は何よりの事ですが、出資金の方は心配ですね。
LDとか楽天とかUSENとかがファンドごと買い取ってくれる事を願うしかありませんね。
Posted by 武悪堂 at 2005年11月21日 22:32
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Tracked: 2005-11-11 10:13

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Tracked: 2005-11-11 23:48

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Excerpt: 平成電電破たん:出資募集2社に被害者が財務調査を請求へ 平成電電の破綻、新聞等で出資者を募る広告を見れば、通信業界に少し詳しい人ならば「?」と思ったことと思う。 事業内容をよく理解せずに、..
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Tracked: 2005-11-12 23:48
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