フィリピン、ミンダナオ島での旧日本兵騒ぎだけれども、限りなくガセネタに近い結果に終わってしまった。
しかし、フィリピンのジャングルの中、イスラムゲリラ兵や山賊の類がいる地域で何が起こってもおかしくはなさそうなんで、根気よく調査をして欲しい。
しかし、彼らが何を恐れていたかというと、一番に軍法会議と言われている。
そりゃ、戦勝国によって1000人以上のBC級戦犯が処刑されたのだから、その恐怖は当然だろう。
しかも、死刑ありきで物証もなく曖昧な証言、捏造された冤罪、リンチ的復讐行為によってならなおさらのこと。
それでも日本人として命乞いもせずに堂々と処刑された日本人捕虜は欧米人にとって脅威だったらしい。
同じ日本人として誇りに思います。
自分がそういう立場になったとして、そういう立ち振る舞いが出来るかどうか自信がない。
ま、みんながみんなそんな訳ではなかったと思うがね。
今回フィリピンで発見されたとされた2人は、もしかしたらBC級戦犯に該当するかもしれない、永久に戦犯は許されない、許せないと言う珍説を語る人たちは、もし今後彼らが帰還する時が訪れたときどういった罪をもって報いるのだろう?
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もし、日本のために命を賭して働いた人がいまの日本に帰ってきたら・・・。
軍人=野蛮な殺戮者、と本気で思っている人間がうようよいる日本に帰ってきたら・・・。
もしかすると、かつての美しかった日本を思いながら、遠くフィリピンの地で生活された方が、幸せなのかも知れないと思ってしまいます。
そうですね、いまさら日本に帰ってきて汚名を着せられても彼らの人生にとって何のプラスにもなりませんから。
小野田少尉もやはりそういった衝撃を受けてブラジルに移住したのでしょうか?
と同時に自分もそうありたい、という気持ちにさせられる。